【株式市場】日経平均は629円高、業種別指数がすべて高く後場一段と上げ大幅に反発

◆日経平均は3万7785円47銭(629円97銭高)、TOPIXは2729.56ポイント(47.47ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は17億7186万株

 3月3日(月)後場の東京株式市場は、キヤノン<7751>(東証プライム)やホンダ<7267>(東証プライム)が一段と強含んで推移し、住友商事<8053>(東証プライム)は高値引けなど、強い銘柄が目立ち、日経平均も13時頃には前場の高値を超えて14時半頃に672円12銭高(3万7827円62銭)まで上げた。大引けも上げ幅600円台を保ち大幅に反発した。東証33業種別指数は全指数が値上がりした。

 後場は、日製鋼<5631>(東証プライム)やIHI<7013>(東証プライム)が前場に続いて一段と上げ、防衛関連株が強い値動きをみせ、佐世保などに拠点を置く名村造船<7014>(東証スタンダード)も一段高。シンニッタン<6319>(東証スタンダード)はTOB(公開買付)を受けて大引けまで買い気配のままストップ高。助川電工<7711>(東証スタンダード)は14時半頃から急動意となり核融合技術企業の発表にを受けて連想買い。データセクション<3905>(東証グロース)は一段と上げてストップ高となり英データセンター関連AI企業との提携を買った相場の調整が一巡とされ.再び買い活発化の見方。雨風太陽<5616>(東証グロース)は山梨県との連携など材料視され一段と出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は17億7186万株(前引けは8億7798万株)、売買代金は4兆1859億円(同2兆647億円)。プライム上場1638銘柄のうち、値上がり銘柄数は1407(前引けは1331)銘柄、値下がり銘柄数は202(同272)銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上がり率上位は、サービス、保険、輸送用機器、証券商品先物、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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