エスクリ、ティーケーピーの連結子会社リリカラと業務提携契約を締結、経営・事業コンサルティングで協業開始

■ティーケーピーグループとの関係強化の一環

 エスクリ<2196>(東証プライム)は3月4日、主要株主であるティーケーピー<3479>(東証グロース)の連結子会社であるリリカラ<9927>(東証スタンダード)と業務提携契約を締結することを取締役会で決議したと発表。エスクリグループが持つ建設業界における経営及び事業に関する知見とノウハウをリリカラへ提供することで、双方のビジネスチャンスを拡大することが目的である。

 業務提携の内容は、リリカラのスペースソリューション事業における経営及び事業のコンサルティングをエスクリが行うものだ。リリカラは壁装材、カーテン、床材を中心とする内装材商品の仕入れ・販売やオフィス空間・施設のインテリア設計・施工等を手がけている。資本金は33億3550万円、2023年12月期の売上高は327億7000万円となっている。

 エスクリは2020年7月にティーケーピーと資本業務提携契約を締結し、2025年1月にはA種種類株式を引き受けてもらうなど、関係強化を図ってきた。業務提携の更なる進化を目指す中で、ティーケーピーの紹介によりリリカラとの協議が実現した。同業務提携による2025年3月期の業績への影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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