
■「値上げや生産効率の向上で人件費やコメなどの食材高を吸収」
すかいらーくHD(すかいらーくホールディングス)<3197>(東証プライム)は3月5日、一段高続伸となり、2697.0円(60.0円高)まで上げて約3週間ぶりに上場来の高値を更新し、午後も14時を過ぎて2679.0円(42.0円高)と強い相場になっている。収益が2022年12月期を底に倍々ペースで回復しており、今期も一段拡大を見込む。期待が強いようだ。
24年12月期の廉潔業績は、売上収益が前期比13.0%増加し、税引前利益は2.5倍、親会社の所有者に帰属する当期利益は同2.9倍だった。売上収益は今期も10.9%増を見込む。日本経済新聞は3月5日付朝刊の中で、「すかいらーくホールディングスは『ガスト』の値上げや工場の生産効率の向上で、人件費の上昇やコメなどの食材高を吸収する」と評価し、注目が再燃する形になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)