
■川崎重工、IHIは連日高値、三菱重の割高感が相対的に後退
三菱重工業<7011>(東証プライム)は3月6日、反発一段高となり、取引開始後は10%高の2489.0円(214.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに実質的な最高値を更新している。米国防次官候補が「日本に防衛費3%超要求(中略)『なるべく早く』」(時事通信3月5日8時46分)などと米政府の姿勢が伝えられており、昨5日は午後に小安くなったが、6日になって再び一段高となっている。
川崎重工<7012>(東証プライム)、IHI<7013>(東証プライム)は続伸一段高ではじまり、連日高値を更新している。三菱重工の株価については、重工3銘柄の中で2024年から先行高してきたためかPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)の面で割高感があるとされているが、川崎重工とIHIが追いついてきたため、相対的に割高感が後退してきた印象がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)