
■「最大125兆円規模」「財政赤字を一定程度容認」と伝えられる
DMG森精機<6141>(東証プライム)は3月6日、2日続けて大きく上げる相場となり、10%高の3264.0円(289.0円高)まで上げた後も強い値動きを続け、約6か月ぶりに3200円台を回復している。独DMGグループと連結一体経営を行っているため、EUが「ヨーロッパの防衛力強化へ、最大125兆円規模の計画発表」(NHKニュースWEB3月5日6時37分)などと伝えられたことを受け、連想買いや思惑買いが拡大。注目が強まっている。
報道によると、「EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長は4日、ヨーロッパの防衛力を強化するため、最大で8000億ユーロ、日本円にして125兆円規模の資金の投入を目指す計画を発表」した。「加盟国に対する財政規律を緩和し、財政赤字の拡大を一定程度、容認することで国防費の増加につなげる」とされ、6日に特別首脳会合が開催されるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)