ケンコーマヨネーズは売上が好調であったことから、第2四半期の上方修正を発表

■通期業績予想は当初予想通りとしているが、利益面の進捗率は高いことから上振れが期待できる

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は、売上が好調であったことから、第2四半期の上方修正を発表した。

 今期16年3月期第2四半期連結業績は、売上高は前回予想を13億44百万円上回る332億44百万円(前年同期比10.5%増)、営業利益は36百万円上回る18億26百万円(同31.0%増)、経常利益は63百万円上回る17億93百万円(同41.2%増)、純利益は5億02百万円上回る15億22百万円(同106.8%増)と上方修正により2ケタ増収大幅増益となった。

 上方修正の要因は、売上高に関しては、マヨネーズ・ドレッシング類、サラダ・惣菜類、タマゴ加工品といずれも順調に売り上げを伸ばし、当初予想を上回ったことによる。

 利益面については、売上高が計画を上回ったことにより営業・経常利益ともに大幅増益となった。最終利益については、増収効果に加え、持分法適用関連会社の全株式を譲渡したことに伴い、法人税等の減少及び為替差益の発生により営業・経常利益を上回る増益率となった。

 通期業績予想については、今後の事業拡大に向けた生産拠点の構想等に伴い、一時的な費用発生も想定されることから、当初予想通りに据え置いている。

 しかし、通期業績予想に対する進捗率は、売上高52.6%、営業利益59.9%、経常利益59.8%、純利益86.0%と利益面で高い進捗率に加え、第3四半期は繁忙期であることを踏まえると、利益面での上振れが期待できる。

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