
■建機レンタル単価の適正化や資産稼働率の向上に注力
カナモト<9678>(東証プライム)は3月7日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高の3400円(270円高)まで上げて約2か月ぶりに昨年来の高値を更新している。6日の15時30分に発表した第1四半期決算(2024年11月~25年1月・連結)の営業利益が前年同期比67.2%増加するなど大幅増益となり、注目が強まっている。
当第1四半期は、建設機械のレンタル需要が底堅く推移した中で、レンタル単価の適正化による収益構造の改善や資産稼働率の向上に注力した。中古建機販売では、期初計画どおりレンタル用資産の運用期間の延長を図りつつ、適正な資産構成の維持に向けた売却を進めた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)