ロート製薬は堅調、花粉のシーズンストックに加えディフェンシブストックとしても注目の様子

■シーズン銘柄としては不発気味だったが昨年来の安値圏から出直る

 ロート製薬<4527>(東証プライム)は3月11日、小安く始まった後4%高の2261.5円(85.5円高)と切り返し、昨年来の安値圏から出直っている。花粉対策にコンタクト用目薬やアレルギー性鼻炎用内服薬、洗浄薬などを取りそろえる「ロートアルガード」シリーズなどがあるため、シーズンストック(季節銘柄)として期待されながら今シーズンは不発気味だったが、全体相場がNY株の大幅反落を受けて日経平均860円安などと大きく下押しているため、ディフェンシブストック(資産防御銘柄)として注目する動きが出ているようだ。

 2月中旬に今3月期末配当の増配を発表。2025年3月期の期末配当を1株当たり20円の予定(従来予想比3円増、前期比5円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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