
■長期金利の上昇などでさらに業績上振れ余地も
楽天銀行<5838>(東証プライム)は3月12日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に8%高の6080円(449円高)まで上げて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。銀行系証券による投資判断の引き上げが出ているもよう。2月中旬に業績予想の増額修正を発表し、その後も長期金利の上昇などで事業環境に好風がふいているため、さらに業績上振れ余地が広がっているようだ。
業績予想の増額修正では、「貸出金利息、買入金銭債権利息等の資金運用収益が拡大する一方、事業規模拡大により経営効率がさらに向上した結果、業績が、2024年 11月11日公表の2025年3月期連結業績予想の修正において前提とした進捗予想を上回っている」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)