
■「既存株主は38億5000万ドル(約5700億円)受け取る」と伝わる
任天堂<7974>(東証プライム)は3月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は1万400円(240円高)まで上げて出直りを強めている。「Niantic、『ポケモンGO』売却、任天堂などに5700億円還元」(日経電子版3月12日夜)と伝えられ、買い材料視されている。「任天堂やフジテレビといった日本企業を含む既存株主は38億5000万ドル(約5700億円)を受け取る」(同)という。
報道によると、「米ナイアンティックは12日、「ポケモンGO」を手がけるゲーム部門の大半の売却を柱とする事業再編策を発表した。成熟が進んだゲーム部門を分離し、高精細な3次元(3D)地図や人工知能(AI)などの法人向けサービスに軸足を移す」。ナイアンティックは、任天堂や同社が出資するポケモン(東京・港)の協力を得て開発したポケモンGOが世界的なヒット作となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)