弘電社、自己株式11万7000株(総額3.5億円)を取得を決定

■東京証券取引所のToSTNeT-3取引で3月14日に買付け

 弘電社<1948>(東証スタンダード)は3月13日、開催の取締役会において、自己株式取得を決定したと発表。目的は、株主還元の強化と資本効率の向上にある。今回の取得は、会社法第165条第3項の規定に基づき行われ、具体的な買付方法として東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を利用する。

 取得する自己株式の総数は最大11万7000株で、発行済株式総数(自己株式を除く)の約1.32%に相当する。取得価額の上限は3億5000万円であり、2025年3月14日午前8時45分にToSTNeT-3を通じて買付注文を行う。買付価格は3月13日の終値2015円とし、当該取引時間内のみの注文となる。なお、市場環境の影響により、取得株数が予定より減少する可能性もある。

 今回の自己株式取得に関連し、三菱UFJ銀行およびみずほ銀行が、保有する弘電社株式の一部を売却する意向を示している。取得結果については、2025年3月14日午前8時45分の取引終了後に公表される予定である。現在の自己株式の保有状況は119,420株で、発行済株式総数(自己株式を除く)は885万580株となっている。今後も、弘電社の資本政策の動向が注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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