
■通期見通しは変更なしだが上振れ余地ありの見方
ビジョナル<4194>(東証プライム)は3月14日、急反発となり、取引開始後に11%高の7547円(738円高)まで上げ、一気に約3週間ぶりの7500円台を回復している。転職情報サービス「BizReach(ビズリーチ)」などを提供し、13日午後に発表した第2四半期決算(2024年8月~25年1月:中間期・連結)の売上高が前年同期比17.5%増加したことなどに注目が集まっている。
売上高は17.5%増の369.3億円で、「通期連結業績見通しに対する進捗率は48.3%。計画の範囲内であるが上限で進捗」(決算説明資料より)だった。営業利益は同4.4%増の102.2億円で「計画通りの利益水準」(同)だった。25年7月通期の連結業績見通しは、「賃上げの影響次第では市場動向に変動の余地があるため変更なし」(同)としたが、調査筋からは上振れ余地が少なくないといった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)