
■売上高24%増加、四半期純利益は53%増加、出来高も急増
巴工業<6309>(東証プライム)は3月14日、一段高となり、10%高の4285円(385円高)まで上げて2024年10月以来の4200円台に進んで出来高も急増し、活況高となっている。13日午後に発表した第1四半期決算(2024年11月~25年1月・連結)の売上高が24.3%増加し、営業利益は60.1%増加。10月通期の連結業績予想は据え置いたが、営業利益は通期予想の37%を達成したため好調さが注目されている。
遠心分離機の世界的大手で、第1四半期決算(2024年11月~25年1月・連結)は、売上高が前年同期比24.3%増の150億86百万円で、営業利益は同60.1%増の17億93百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同53.2%増の12億37百万円と大幅な増収増益だった。
今期・25年10月期の連結業績予想は、24年12月に開示した予想を全体に継続し、売上高は570億円(前期比9.4%増)、営業利益は49億60百万円(同5.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は36億20百万円(同0.1%増)、予想1株利益362円79銭。営業利益を見ると、第1四半期までで通期予想の36.6%を達成しており、好調さが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)