
■「18日衆院審議入り、与野党合意」と伝えられ期待強まる
FFRIセキュリティ<3692>(東証グロース)は3月14日の後場、一段と強い値動きになり、取引開始後に11%高の3040円(295円高)まで上げて3月3日につけた昨年来の高値3165円に向けて出直りを強めている。「能動的サイバー防御法案、18日衆院審議入り、与野党合意」(日経電子版3月13日午後)と伝えられ、政策面での追い風に期待が広がっているようだ。
同社は「純国産のセキュリティベンダー」「高い技術力」「攻撃技術を研究」などを掲げ、今期・2025年3月期は、「防衛省及び防衛産業企業向けに国家安全保障関連のセキュリティ・サービス案件を受託」(決算説明資料より)などで好調の見込み。連結業績予想を売上高は前期比29.1%増、営業利益は同3.6%増などとする。マルウェア自動解析ツール「FFRI yarai Analyzer」シリーズの販売増加により製品売上も増加する見込みとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)