
■4月から価格改定を予定、コスト高吸収も期待
日清オイリオG(日清オイリオグループ)<2602>(東証プライム)は3月17日、再び出直りを強める相場となり、約1か月ぶりに4900円(60円高)台に乗って出直りを強めている。4月1日納入分より家庭用、業務用および加工用食用油の価格改定を予定しており、コスト高への対策として期待する動きが出ているもようだ。また、3月末時点の単元以上株主を対象に、株主優待として「日清オイリオギフト」を進呈しているため、諸物価高の中でサラダオイルやオリーブオイルを目的として投資する動きもあるようだ。配当は9月中間配当を1株90円を実施済みで、今3月期末も90円の予定としている。
同社の株主優待は、3月期末の保有株式数が100株以上200株未満の場合「日清オイリオギフト(1500円相当の同社製品)」(2024年5月現在)を贈呈し、200株以上の株主には同3000円相当の同社製品(同)を贈呈する。200株以上の優待品にはオリーブオイルが入っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)