
■保有比率は三井物産9.82%、三菱商事9.67%、丸紅9.30%などと伝えられる
三井物産<8031>(東証プライム)は3月18日、5%高の2954.0円(150.0円高)で始まり、大きく出直っている。米ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハザウェイが大手商社株の保有割合を増やしたことが「大量保有報告書」で判明したと17日に伝えられた。三菱商事<8058>(東証プライム)も5%高、伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は4%高など、大手商社株は全面高となっている。
「保有比率は高い順に三井物産が9.82%(前回報告の23年6月時点は8.09%)、三菱商事が9.67%(同8.31%)、丸紅が9.30%(同8.30%)、住友商事が9.29%(同8.23%)、伊藤忠商事は8.53%(同7.47%)」(日経電子版より)。2月上旬には、バフェット氏がハザウェイ社の株主に宛てた書簡で日本の大手商社株への投資拡大を示唆したと伝えられていた。同氏の投資姿勢は、商社株にとどまらず日本株に米系の投資資金をシフトさせる力があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)