
■八潮市の道路陥没事故では自社開発の小型ドローンでキャビン発見
Liberaware<218A>(東証グロース)は3月18日、一時ストップ高の1091円(150円高、16%高)まで上げた後も1000円台で売買され、2日連続ストップ高となっている。屋内狭小空間におけるドローン点検やデータソリューションなどを行い、14日午後に第2四半期決算(2024年8月~25年1月・中間期)などを発表。翌取引日から連日ストップ高となっている。
第2四半期決算(24年8月~25年1月・中間期)は各利益とも損失だったが、「売上高、各損益は想定通り推移しており、通期経常黒字化に向けて順調に進捗」「創業来初の経常黒字化に向け順調に進捗」(決算説明資料)など、好調に推移したようだ。
同社は、埼玉県八潮市で2月に発生した道路陥没事故における下水管調査活動に協力し、「当社開発の小型ドローン『IBIS2』を用いて、事故発生以降調査困難であった下水管の内部調査を行い、調査当日にキャビンらしきもの(専門家の検証を経てキャビンと断定)を発見。堆積物の状況確認や陥没地点の位置関係まで把握」(同)したという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)