売れるネット広告社グループ、AI駆動開発チームを新設、少人数高効率開発実現へ
- 2025/3/18 14:01
- IR企業情報

■エンジニアの役割変革、「コードを書く人」から「AIを管理・最適化する人」へ
売れるネット広告社グループ<9235>(東証グロース)は3月18日、AI技術を活用したシステム開発を推進するため、マーケティングAIデータ部内に「AI駆動開発チーム」を発足したと発表。近年のAI技術の急速な進化、特にDevinなどの開発AIの登場を背景に、従来の開発プロセスを根本から変革する可能性に着目。新チームでは、AI駆動エンジニアを中心に開発AIを活用し、システム開発の効率化・自動化を図る。
具体的な業務内容として、開発AIを用いたコーディング支援、AIのチューニング・カスタマイズ、開発プロセスの最適化、新技術の探索・評価、開発チームへのAI活用促進などを行う。これにより、少人数での高効率開発が可能となり、エンジニアの役割も「コードを書く人」から「AIを管理し最適化する人」へと変化。開発コストの削減とスピード向上を実現し、より革新的な開発体制の構築を目指す。
同社は本チームの発足により、自社サービスやクライアントからの委託開発業務をより安価かつスピーディに対応することを目標とする。また、AI技術を活用した新サービス・プロダクト開発も視野に入れ、事業の成長を目指す。なお、本件が同社の連結業績に与える影響は現時点では軽微だが、中長期的には業績向上に貢献すると見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)