
■ただ今、販売に向けた準備に取り組んでいるとし期待強まる
わかもと製薬<4512>(東証スタンダード)は3月19日、再び急伸し、前場に一時22%高の371円(68円高)まで上げ、約2週間前につけた高値377円に迫る場面を見せて活況高となった。18日付で、「多焦点後房レンズ(トーリック眼内レンズ)の製造販売承認取得に関するお知らせ」を発表し、注目が再燃した。後場は330円(27円高)でスタートしている。
発表によると、製造販売承認を取得した製品はドイツVSY Biotechnology GmbH社が製造する、乱視の軽減機能も有する多焦点(3焦点)眼内レンズ。昨年承認を取得したアクリバトリノバPro と同様、多焦点眼内レンズで課題となっているハローやグレアの軽減が期待できる製品。ただ今、販売に向けた準備に取り組んでおり、開始時期等については、準備が整い次第、改めてお知らせするとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)