
■DOE5%達成を目標に当面は毎期3%以上、初配当は18円30銭に
Gunosy<6047>(東証プライム)は3月21日、急激に出直る相場となり、11%高の647円(65円高)まで上げた後も強い値動きを続け、昨年来の安値圏から大きく持ち直している。19日午後に株主還元方針の変更と期末配当予想の修正(初配)を発表、25年3月期末配当を1株18円30銭の予定としたほか、自己株式の取得(自社株買い)の実施については別途、当社取締役会にて決議を行うこととし、その際には改めてお知らせするとしたため期待が高揚している。
株主還元方針の変更については、株主資本配当率(DOE)5%を達成することを目標に、当面の間は毎期3%以上の配当を安定して実施する方針とし、自社株買いについては、投資サイドの資本から発生した実現利益の20%以上を株主還元することを前提に、配当と組み合わせて適切に実施するとした。今3月期はDOE5%の水準で株主還元を実施することとし、そのうち4%を配当として、1%を自社株買いとして還元を行う。3月期末配当は1株18円30銭の予定とし、初配当になる。自社株買いは別途、決議を行うとし、その際には改めてお知らせするとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)