
■26年3月期に実施、普通配とは別に第1・第3四半期末に行う予定
伊藤ハム米久HD(伊藤ハム米久ホールディングス)<2296>(東証プライム)は3月24日、急伸相場となり、買い気配で始まった後8%高の4205円(320円高)で始値をつけ、一気に2024年8月以来の4200円台に進んでいる。前取引日・21日の15時30分に「経営統合10周年記念配当に関するお知らせ」を発表し、普通配当とは別に総額約100億円となる1株当たり175円の配当を行うとし、期待が高揚している。2026年3月期に実施するとした。
同社は、2016年4月1日に伊藤ハム株式会社及び米久株式会社の経営統合により設立された。26年3月期に経営統合10周年を迎える。これを記念し、利益還元の機会を充実させる目的で、26年3月期に総額約100億円となる1株当たり175円(内、第1四半期末に85円:基準日は25年6月30日、第3四半期末に90円:基準日は25年12月31日)の記念配当を実施するとした。これとは別に、26年3月期の普通配当(第2四半期末、第4四半期末を基準日として実施中)の予想については「25年5月の取締役会で決議し公表する予定」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)