【銘柄フラッシュ】菊池製作所やタツモが急伸し日本郵政は5日ぶりに上場来高値
- 2015/11/11 16:46
- 株式投資ニュース
11日は、日本郵政<6178>(東1)が全国の郵便局などの社有地再開発の期待や11月17日に国際分散投資を行う際のモノサシのひとつMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタルインデックス)の算出対象に加わると伝えられ、後場一段ジリ高の5.5%高となり上場来の高値を更新。他の郵政グループ2銘柄は、ゆうちょ銀行<7182>(東1)が郵便定額貯金の限度額拡大観測やMSCI採用などが言われて2.6%高の続伸となったが、かんぽ生命<7181>(東1)はMSCIに採用されないとされて0.1%安となった。
トーヨーカネツ<6369>(東1)は株主還元の拡大を昨日発表したことなどが好感されて23.0%高と急伸し、前後場ともほとんど東証1部銘柄の値上がり率1位。ネクシィーズ<4346>(東1)は9月に上場した連結子会社ブランジスタ<6176>(東マ)が10日発表の前9月期決算や今期見通しなどを受けて20.8%ストップ高となったことなどが好感されて17.8%ストップ高となり東証1部の値上がり率2位。新日本建設<1879>(東1)は14時の増額発表など好感して16.2%ストップ高となり東証1部の値上がり率3位。
OATアグリオ<4979>(東2)は10日発表の決算が好感されて急伸し10.9%ストップ高となり、同じくロックオン<3690>(東マ)は17.7%高。菊池製作所<3444>(JQS)は厚労省が介護ロボットなどを医療機器として認定の方針と伝えられて28.9%ストップ高。CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ)は1.0%高程度だが年初来の高値に接近。タツモ<6266>(JQS)は台湾企業との提携などが好感されて25.8%ストップ高となった。