ミマキエンジが値上がり率1位、普通配当の増配と特別配当の実施を好感

■中長期戦略の目標を1年前倒しで達成する見込みとなり特別配当

 ミマキエンジニアリング<6638>(東証プライム)は3月25日、大きく出直って始まった後もジリ高基調となり、午前10時40分過ぎには12%高の1642円(171円高)まで上げて戻り高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に顔を出している。24日15時30分に期末配当(普通配当)の増配と特別配当の実施を発表。好感買いが先行している。

 今期・2025年3月期末配当(普通配当)の予想を前回予想比10円増の1株当25円の予定(前期比でも10円の増配)とした。さらに、上記普通配当に加え、1株当たり10円 00銭の特別配当を実施する予定とした。現在進行している中長期成長戦略「MimakiV10」(最終年度2026年3月期)に掲げている営業利益率10%の目標が1年前倒して達成する見込みとなったことなどを総合的に勘案した。業績の好調さも改めて見直される相場になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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