
■備蓄米の放出が小出しなのでコメの値段は下がらないとの見方も
木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は3月25日の後場、一段と強含んで7390円(250円高)で始まり、3日続けて上場来の高値を更新している。「メインビジネスはグループ売上高の8割以上を占める米穀卸売業」(同社ホームページより)で、「コメ高騰、11週連続で最高値更新」(FNNプライムオンライン3月24日夕方)などとコメの高騰が伝えられ、関連株として注目の強まる相場が続いている。
報道によると、「3月10日からの1週間にスーパーで販売されたコメ5kgあたりの平均価格は、2024年の同じ時期と比べ2000円以上高い4172円」となり、「24年の約2倍まで値上がりし、11週連続で最高値を更新している」などとした。株式市場関係者の中には、「備蓄米の放出が小出し、小出しなのでコメの値段は下がらない」とした上で、「一段の値上がりに備える意味で木徳神糧やヤマタネに投資するのも一法ではないか」といった声が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)