
■九州経済拡大とともに事業への追い風を期待
ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は3月26日、再び一段高となり、午前10時20分にかけて3090円(121円高)まで上げ、約2週間ぶりに上場来の高値を更新している。九州地区を地盤とする医療機器商社で、「九州『半導体パーク』構想具体化へ、熊本・北九州が先行-シリコンアイランド」(日経電子版3月25日)などと九州地区の経済拡大が伝えられ、事業に追い風の期待が強まっている。熊本県は25日、「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」を発表したと伝えられた。
今期・2025年5月期の連結業績見通しは増収減益を見込み、売上高は前期比9.4%増の673億円、営業利益は同20.2%減の7.7億円、、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.2%減の5.1億円を見込む(第2四半期決算を発表した25年1月14日時点)。現在推進中の中期計画を遂行し、最終年度となる27年5月期の経営目標(売上高730億円、営業利益9.5億円、経常利益い10億円など)をめざす。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)