サッポロHDグループのポッカサッポロフード&ビバレッジ、男性社員の育児休業を100%達成
- 2025/3/26 20:11
- 話題

■仕事と育児の両立、先進的な職場環境を実現
サッポロホールディングス<2501>(東証プライム)グループのポッカサッポロフード&ビバレッジが、2024年末に男性社員の育児休業取得率100%を初めて達成した。企業の人事戦略における画期的な出来事として、注目を集めている。
同社は、「自立し挑戦し続ける人財が、働きがいを感じる会社」という人事ポリシーのもと、育児休業制度を大胆に改革してきた。子どもが3歳まで取得可能な育児休業や、小学校6年生の年度末まで利用できる時短勤務など、従来の枠組みを超える柔軟な制度を2013年から導入している。
■社内風土の醸成と積極的な取り組み
育児休業の取得を促進するため、社内イントラネットでの事例共有や、対象社員へのお祝いと推奨を行い、組織全体で育児休業を取得しやすい環境づくりに尽力してきた。その結果、2024年度に男性社員の育児休業取得率100%という快挙を成し遂げた。
2025年からは、育児休業に関する説明会や相談会の実施、妊娠情報の早期報告システムの導入など、さらなる取り組みを予定している。「人と社会と向き合い、未来の食のあたりまえを創造する」という企業理念のもと、働きやすさと働きがいを両立する職場環境の構築を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)