キッコーマンは逆行高で始まる、「米関税による問題ない」とのトップ談話記事など材料視、配当・優待野買いも
- 2025/3/27 09:41
- 株式投資ニュース

■自動車への関税が発表されたため証券会社の情報会議で話題になった様子
キッコーマン<2801>(東証プライム)は3月27日、反発基調で始まり、取引開始後は1493.5円(13.0円高)をつけて昨年来の安値圏から出直っている。朝、米トランプ大統領が自動車に関する関税を発表と伝えられたタイミングで、日本経済新聞・朝刊には「『米関税による問題ない』、キッコーマン社長中野祥三郎氏、米に工場新設、成長へ自信」と題した記事が載っており、ある証券会社の営業部門では朝の銘柄情報会議で話題になったという。
27日の東京株式市場は日経平均が276円安で始まったが、27日は3月期末の配当や優待、株式分割を確保する買付期限(権利付最終日)に当たる。キッコーマンは株牛優待が手厚いことで知られるため、この面での買いも少なくないようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)