アスカネットがVTuber×地域交流「阿波VTuberフェス」を開催、300名超の来場者で大盛況

■日本初の地域特化型VTuberフェス、地方開催はまだ少数だが全国展開へ

 アスカネット<2438>(東証グロース)は、「徳島県にぎわい創出事業」の一環として、全国のVTuberファンと徳島の地域文化をつなぐ新たな試み「阿波VTuberフェス」を2025年3月8日(土)・9日(日)の2日間にわたって開催した。本イベントは、27組のVTuberが出演、全国から300名を超えるVTuberファンが来場し、ライブイベントやファンミーティングなど多彩な企画を展開した。地方創生を目指し、全国各地で地域に特化したVTuberフェスを展開していく。

 首都圏を中心に盛り上がりを見せるVTuberのライブイベントだが、地方での開催はまだ少数。そこでVTuberとのイベント企画・運営サービスを手掛けるアスカネットは、昨年夏の「おりづるVTuberフェス(広島開催)」に引き続き、徳島県で初の「阿波VTuberフェス」を開催した。VTuber×地域交流イベントとして1日目は徳島市内での音楽ライブ、2日目は最新技術(MR)を活用した未来型ファンミーティングを実施した。

■音楽ライブには300名を超えるVTuberファンが集う

 3月8日(土)に開催された音楽ライブは、27組29名のVTuberが出演し、club GRINDHOUSE、Live House HOTROD、KING or CLOWNの3会場で開催された。300名を超えるVTuberファンが徳島に集まり、その9割は県外からの参加者、さらには海外からの参加者もいるなど、大きな注目を集めるイベントとなった。

 来場者からは「とても楽しかった」「地元開催で感涙」「ぜひ他の地域でも開催してほしい」との声が多数寄せられた。また中にはイベントを通じて初めて徳島に足を運び、その魅力に触れた参加者も見られ、徳島の魅力発信イベントとしての可能性も示した。

■最新技術を活用した新感覚ファンミーティングに驚きの声

 3月9日(日)に開催されたファンミーティングは、11組11名のVTuberが出演、アスティとくしま、テイクサンド(海部郡海陽町)の2会場で開催された。ファンミーティングは、専用のVRゴーグルを装着することで、まるでVTuberが目の前にいるかのような臨場感を楽しむことができる新感覚の体験型イベントであり、来場者からは「推しが動いている、生きているのを感じた」「VRでの1on1は初めてだったが本当にそこにいるような感覚で応援しているタレントと話せて嬉しかった」と最新技術への驚きと感動の声が寄せられた。また、参加したVTuberからも「このようなファンミーティングは体験したことがない」「この技術が運用されていけばすごいと思う」などと技術への驚きと今後への期待の声が上がった。

■独自技術で推しが空中に映し出される「浮空VTuberキャラクターミュージアム」

 本イベントでは、アスカネットの写真加工技術を用いた限定グッズの販売も大きな反響を呼んだ。グッズ販売コーナーにはファンが列を作り、完売商品も出るなど大盛況だった。

 また、このイベントでしか体験できないコーナーとして好評を博したのが、「浮空VTuberキャラクターミュージアム」。アスカネットの空中ディスプレイ技術を使用した本コーナーでは、来場者が推しVTuberとの記念撮影を楽しむ姿が多く見られ、「ディスプレイを購入して家で浮遊する推しを楽しみたい」との声も寄せられた。

 アスカネットの空中ディスプレイ「ASKA3D」に関してはこちらをご覧ください。

【今後の展開について】
 同社では、今後もアスカネットはXR技術の特性を活かし、ライブイベントだけでなく地方創生の観点から「観光」、「教育」、「人財育成」の分野での取り組みを進めていく。

■日本初の地域に特化したVTuberフェスは全国展開へ

 「おりづるVTuberフェス」「阿波VTuberフェス」の成功をさらに広げ、他の地域でも活かすため、アスカネットは地方創生を目指し、全国各地で地域に特化したVTuberフェスを展開していく。その第3弾として、2025年8月に広島県で「第2回おりづるVTuberフェス」を開催する。音楽ライブを主軸に、広島の魅力を発信する企画を実施予定。詳細は、めいぷるみーと公式X(旧Twitter)にて情報を発信する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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