三井住友建設は空前の好決算だがマンションが傾いた問題が意識され一進一退

株式市場 日経平均株価

 三井住友建設<1821>(東1・売買単位100株)は取引開始後に125円(4円高)まで上げたが、9時30分にかけては1円安まで軟化して小動きとなっている。昨11日に発表した第2四半期の連結決算(2015年4~9月累計)が営業利益94%増などと前四半期発表時の予想を2倍以上も上回り、3月通期の見通しも営業利益は従来予想を3割、純利益は5割増額修正したが、横浜市のマンションが傾いた問題に関する出費などを勘案しない見通しとしたため、手控える雰囲気になっている。この件が発生したあとに一時109円まで下げたが、テクニカル的にはこの安値を割り込まない限り相場に変化は生じないことになっている。

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