
■北海道名寄市が4月から連携開始、不要品を再利用する仕組みを構築
マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は3月28日の後場寄り後に一段高となり、8%高の1534円(114円高)まで上げて出直りを強めている。ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業などを行い、27日に不要品リユースプラットフォーム「おいくら」と連携する不要品リユース事業で北海道名寄市が4月から連携を開始と発表し、「おいくら」サービス導入自治体は全国で253に達したことなどに注目が再燃している。
名寄市とマーケットエンタープライズは4月1日(火)に連携をスタートする。マーケットエンタープライズのリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、名寄市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す。
また、28日の株式市場では、類似事業のトレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)も高く、ともに日経平均800円安の中で逆行高となっている。SDGsの高まりとともに、朝発表の東京都区部の消費者物価指数を受けて物価高にともなう節約ムードが高まってきたとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)