GMOインターネットグループ、生成AI活用率90%突破、AI活用で月間17.7万時間の業務削減を実現

■活用者の半数以上が「ほぼ毎日」AIを利用

 GMOインターネットグループ<9449>(東証プライム)は3月28日、生成AIの業務活用に関する定点調査の結果、グループ全体の活用率が90%に到達したと発表した。AIを活用する従業員の半数以上が「ほぼ毎日」利用しており、月間の削減時間は約17.7万時間に上る。1人あたりに換算すると、月間で約32.2時間の削減を達成している。

 同グループは、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を掲げ、生成AIの活用と業務効率化を推進している。調査結果からは、活用率が9割を超えた現在も、AI活用による効率化が継続的に進んでいることがわかる。また、社内リスキリングスクール「虎の穴」への関心も高く、従業員の62.4%が興味を示している。

■「Deep Research」も業務効率化に貢献

 直近のAIトレンドである「Deep Research」についても、多くの従業員が業務に取り入れており、効率化だけでなく新たな価値創造を推進している。一方で、AIを高度に使いこなせている従業員は全体の28.8%にとどまる結果となり、今後は高度なAI人材の育成が課題となる。

 GMOインターネットグループは、今後もAI活用を推進し、時間とコストの節約、既存サービスの質向上、AI産業への新サービス提供を進めていく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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