【株式市場】機械受注さえず株価指数は小動きだが好決算株など強い

株式市場

◆日経平均前引けは1万9697円04銭(5円65銭高)、TOPIXは1594.89ポイント(0.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億1753万株

チャート13 12日前場の東京株式市場は、昨日発表の工作機械受注、今朝発表の機械受注とも振るわなかったため、日経平均は10時頃にかけて93円40銭安(1万9597円99銭)まで反落する場面があった。ただ、好業績のファナック<6954>(東1)などは持ち直しが鋭く、日経平均の前引けは5円65銭高の1万9697円04銭となった。TOPIXや東証マザーズ指数は小安い。

 中国でネット通販が活況とされて梱包材などを手がける紙パルプ株が高く、四半期決算や本決算が好調だった長谷工コーポレーション<1808>(東1)日本特殊塗料<4619>(東1)コロプラ<3668>(東1)などが活況高となり、ブランジスタ<6176>(東マ)は連日急伸。カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は6日発表の四半期決算などが好感されて3日続伸基調。郵政3銘柄は日本郵政<6178>(東1)ゆうちょ銀行<7182>(東1)が高い。

 東証1部の出来高概算は11億1753万株、売買代金は1兆1292億円。1部上場1912柄のうち、値上がり銘柄数は926銘柄、値下がり銘柄数は842銘柄となった。

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