【注目銘柄】第四北越FGは中計目標業績再上方修正に経営統合観測を手掛かりに突っ込み買いも一考余地

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 第四北越フィナンシャルグループ<7327>(東証プライム)は、前日3日に208円安の2882円と大幅安し5営業日続落して引けた。米国のトランプ大統領の相互関税発表を嫌気して日経平均株価が、989円安と急反落して昨年8月以来の安値水準となり、日本銀行の政策金利引き上げが後ずれするとして国内長期金利が低下したことで銀行株の業種的株価指数が、7.20%安とワーストワンとなったことから同社株も東証プライム市場の値下がり率ランキングの第58位と売られた。ただ同社株は、今年3月14日に目下集計作業中の2025年3月期の再上方修正・再増配を発表するとともに、群馬銀行<8334>(東証プライム)との経営統合協議も観測報道され、3月26日に中期経営計画の目標業績の再上方修正を発表しており、次期2026年3月期業績への期待から突っ込み買いも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも、中期計画の再上方修正の追撃で窓を開けて株式分割権利落ち後高値3415円まで急騰し、足元の高値調整でこの窓埋め間近となっており、目先調整一巡としてフォローの材料となる可能性もある。

■業績は2回、配当は3回、中期計画は2回それぞれ上方修正

 同社の第3次中期経営計画は、昨年4月1日に策定され、目標業績は、最終年度の2026年度(2027年3月期)に純利益250億円と設定された。この目標業績が、昨年11月に日本銀行の金融政策を織り込み350億円に上方修正、さらに今年3月には国内市場の金利が想定より高く推移し、政策保有株の縮減を進めることから400億円に再上方修正された。また観測報道された近接エリアの群馬県でトップの群馬銀行と新潟県トップの同行との経営統合についても、検討していることは認めており、今後の動向次第では経営統合効果が業容を拡大し業績をさらに押し上げる展開も想定される。

 一方、2025年3月期業績は、昨年11月、今年3月に2回上方修正され経常利益は期初予想の332億円から391億円(前期比26.6%増)、純利益は同じく230億円から280億円(同32.0%増)に引き上げられた。つれて配当も3回増配され昨年9月30日を基準日として実施した株式分割(1株を2株に分割)前の年間配当では、期初予想の160円が252円(前期実績145円)と連続の大幅増配となった。このほか自己株式取得の還元策強化や政策保有株縮減の増額見直しなども続いた。

■業績は2回、配当は3回、中期計画は2回それぞれ上方修正

 同社の第3次中期経営計画は、昨年4月1日に策定され、目標業績は、最終年度の2026年度(2027年3月期)に純利益250億円と設定された。この目標業績が、昨年11月に日本銀行の金融政策を織り込み350億円に上方修正、さらに今年3月には国内市場の金利が想定より高く推移し、政策保有株の縮減を進めることから400億円に再上方修正された。また観測報道された近接エリアの群馬県でトップの群馬銀行と新潟県トップの同行との経営統合についても、検討していることは認めており、今後の動向次第では経営統合効果が業容を拡大し業績をさらに押し上げる展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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