タウンズ、AI画像診断のアイリス社と資本業務提携を締結

■医療AI企業アイリスに約20億円出資し戦略的パートナーシップ構築

 タウンズ<197A>(東証スタンダード)は4月4日、AI画像診断サービスを提供するアイリスとの資本業務提携及び第三者割当増資引受けによる同社株式取得を決議したと発表。タウンズは約20億円でアイリスのD種優先株式93,432株(議決権所有割合10.73%)を取得する。両社は画像診断精度の向上や対象疾患の拡大に向けた共同研究開発を行い、タウンズはアイリスのAI画像診断サービスの販売先拡大にも協力する。

 体外診断用医薬品を手がけるタウンズと、AI技術による医療機器開発を行うアイリスの連携により、両社の企業価値向上と社会貢献を目指す。この提携は現時点ではタウンズの業績への影響は軽微だが、重要な影響が判明した場合は速やかに開示するとしている。

 第三者割当増資の払込日は2025年4月14日の予定。アイリスは2017年11月設立の企業で、現在はAIを活用した咽頭画像からインフルエンザ罹患有無を確認する「nodoca」を提供している。今回の提携により、両社の技術を融合した新たな医療診断サービスの展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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