
■昨日は一時21%安、下げが大きかった分、反発も大幅に
三菱UFJフィナンシャルG<8306>(東証プライム)は4月8日、買い気配のあと12%高の1678.0円(182.5円高)で始まり、急激な反発となっている。「三菱UFJ、1000億円の不動産ファンド、『割安』日本に投資」(日本経済新聞4月8日付朝刊)と伝えられて買い材料視されているが、昨7日は日経平均の2644円安とともに一時21.5%安まで下げただけに、8日の日経平均急反発(午前9時21分現在1800円高)を受けて反発力が強まったようだ。米国で「トランプ関税」の適用が中国を除いて再検討されるとの観測が出たと伝えられた。
1000億円の不動産ファンドについては、「都心のオフィスや住居に資金を投じる。日本の不動産は海外に比べ割安との見方がある。将来的な地価上昇が生むリターンを狙う」「今後2000億円近くをめどに増額することも検討する」などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)