
■これまで関税の影響の大きかった銘柄ほど反発も大の見方
トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は4月8日、急反発となり、取引開始後に9%高の2461.0円(194.5円高)まで上げた後も強い値動きで、昨7日の6%安(141.0円安の2266.5円)を上回っている。「トランプ関税」について、「米大統領、関税の一時停止の検討は否定-交渉には応じる姿勢」(ブルームバーグニュース4月8日午前6:38)と伝えられ、一気に買い直される相場になっている。
日経平均やTOPIX(東証株価指数)との相関度も高い銘柄とされるが、日経平均は昨7日の2644円安に対し8日午前10時現在は1700円高。トヨタの株価は昨7日の急落幅を奪回しているため、これまで関税の影響の大きかった銘柄ほど反発も大きくなりそうとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)