ALSOK、創立60周年に向けて社名を正式変更へ、ブランド価値の一層の向上を目指す
- 2025/4/9 08:26
- IR企業情報

■外国人技能実習生支援などを定款に追加し事業領域を拡大
ALSOK(綜合警備保障)<2331>(東証プライム)は4月8日、商号変更および定款の一部改定を6月25日の第60回定時株主総会に付議することを決定したと発表。新商号は「ALSOK株式会社」で、英語表記は「ALSOK CO., LTD.」とする。同社は2003年以降、「ALSOK」のブランドを使用しており、社会的な認知度も高いことから、創立60周年にあたる7月16日付でブランドと社名の統一を図る方針である。なお、商号変更後も所在地や電話番号の変更はなく、法人格も維持され、既存の契約も有効とされる。
定款の改定においては、第1条の商号部分を「綜合警備保障株式会社」から「ALSOK株式会社」へ変更し、7月16日付で効力を発する見込みである。附則においては、効力発生日以降、変更条文の削除が予定されている。定款変更の発効には、株主総会での承認が前提条件とされており、同日に議決が行われる予定である。
また、定款の目的条項には、新たに「特定技能外国人支援に関する事業」が追加される予定である。これは、介護やファシリティマネジメント(FM)分野において進む外国人技能実習生・特定技能人材の受入れに対応するもので、同社が登録支援機関として人材確保の安定化を図る体制整備の一環である。定款改定の効力発生日は、株主総会と同日の2025年6月25日とされている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)