日経平均一時1300円安、「トランプ関税、中国104%に」とされ貿易戦争への懸念が再燃

■「下値波乱」に移行し値固めの相場に期待する様子

 4月9日朝の東京株式市場では、日経平均が取引開始後に一時1300円安(3万1708円)まで下押し、昨8日の急反発から一転、急反落となっている。「トランプ関税、中国104%に」(日経電子版4月9日朝)と伝えられ、中国は対抗措置などで「最後まで付き合う」との声明を出した伝えられ、貿易戦争への懸念が再燃した。

 日経平均は4月7日に2600円安と急落して安値3万792円74銭をつけた。9日は、いまのところこの水準を割り込む様子はないようだが、株式市場県警者からは、「まるで子供のケンカ並みだ」と呆れる様子も聞かれる。急落のあと大きな振幅で乱高下しながら下値固めに移行する「下値波乱」になってきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  2. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…
  3. ■脱炭素とデジタル革新:万博から広がるビジネスチャンス  本日2025年4月13日に開幕した大阪・…
  4. ■関税不安の裏で進む金市場の静かな熱気  トランプ関税による世界同時不況懸念が強まり、金先物価格が…
  5. ■トランプ政権の暴走がもたらすリスク回避の波  こんな言い方をしたら今の若い市場参加者の方々にはイ…
  6. ■関税応酬が金融市場を直撃!パンデミック以来の暴落規模に  2025年4月4日、ニューヨーク株式市…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る