
■3月下旬に「同種軟骨細胞シートの治験開始」を受け短期で2倍に急騰
セルシード<7776>(東証グロース)は4月9日の後場、再び上値を追って14時過ぎからストップ高の547円(80円高)で売買されている。細胞培養シートによる再生医療関連銘柄で、この日は、クオリプス<4894>(東証グロース)が「ヒト(同種)iPS細胞由来心筋細胞シートの製造販売承認申請」を行ったと8日に発表したことを受け、関連銘柄として注目が集まったと見られている。クオリプスは朝から買い気配のままストップ高を続けており、やはり関連銘柄とされてケイファーマ<4896>(東証グロース)も14時過ぎからストップ高で売買されている。
セルシードは3月下旬に「同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の治験開始」を発表し、株価は直後の数日間で2倍に急騰した。値動きの軽快さと値幅妙味に実績があるとされ、全体相場が再び下押す中で材料株妙味が波及したようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)