
■入居者アプリ「totono」やIot鍵ツール「SKB」の採用広がる
スマサポ<9342>(東証グロース)は4月10日、3日続伸基調となり、ストップ高の1080円(150円高)まで上げて一段と出直りを強めている。不動産賃貸マーケットでテクノロジーを活用したサービスを提供し、7日付で入居者アプリ「totono」の新たな納入を発表したことなどが買い材料視されている。このところ、「totono」やIoTキーボックス「SKB(スマサポキーボックス)」の導入等を相次いで発表しており、期待の強まる相場となっている。
入居者アプリ「totono」は、不動産管理会社と入居者を繋ぐスマートフォンアプリケーションで、これまで電話や書類で行っていた諸手続きを、アプリ内から契約内容が確認でき、問い合わせや各種申請もアプリ内で行うことが可能。また、不動産管理会社にとっては情報の一元管理や電話対応の抑制、ペーパーレスに繋がる。Iot鍵ツール「SKB(スマサポキーボックス)」は、不動産管理会社が賃貸マンション等の部屋の扉に取り付けることにより、物件内覧時の鍵の貸し借りといった手間を省略し、スムーズな物件内覧を提供するツールになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)