東証1部昇格の日新製糖は伸配当政策など好感し全体相場急落の中で強い
- 2015/11/13 10:39
- 株式投資ニュース
日新製糖<2117>(東1・売買単位100株)は13日、昨日までの東証2部から東証1部に昇格して売買開始となり、10時30分を過ぎて4030円(12日の終値比70円高)まで上昇。全体相場が日経平均200円安、TOPIX(東証株価指数)は1.2%安となる中で強い相場となっている。第2四半期決算(2015年4~9月)は10月30日に発表し、純利益は前年同期比37%増加するなど好調。12月末にはTOPIXの算出対象に加わるため、師走相場特有の昂揚感が出てくる頃に再上昇をイメージする様子がある。
11月10日付けでは新たな資本政策を発表し、配当を連結配当性向(DPR)60%、または連結株主資本配当率(DOE)2%のいずれか大きい額を基準に行うとし、今期の年間配当見込みを従来の60円から一気に155円へと大幅に増額した。