パシフィックネット、生成AIで年間6800時間の業務時間を創出、文書作成・データ分析など多岐にわたる実務で活用

■全社導入と研修の成果、業務時間を大幅に削減

 パシフィックネット<3021>(東証スタンダード)は、生成AIおよびDXツールの活用を全社的に推進している。2025年3月に実施した社内調査により、月間平均567時間、年間で約6,814時間に相当する業務時間の削減効果が確認された。これは、2023年4月からの生成AI導入に加え、2024年後半に行った全社員向け研修による活用スキルの向上が背景にある。

 調査では、生成AIやDXツールが主に「文書作成」(28%)、「データ整理・分析」(26%)、「顧客対応」(20%)などで利用されていることが明らかとなった。これにより、同社における生成AIの実務活用は、特定の分野に留まらず、社内外の業務全般に広がっている実態が示された。

 同社では、ツール活用のさらなる定着を図るため、社員の優れた取り組みを表彰する社内イベント「AI Creative Awards」を開催している。今後も生産性向上と働きやすい職場づくりを通じ、生成AIの継続的な活用を進め、持続的な企業成長を目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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