システムソフト、H2O.aiとAIパートナーシップ締結、日本のエージェントAI拡大へ

■クラウド/オンプレミス対応のAIソリューションを提供、LLM連携やSLM開発も視野

 システムソフト<7527>(東証プライム)は4月11日、米国H2O.aiとのリセラーパートナーシップ契約を締結したと発表。これにより同社は、生成AIと予測AIの最先端技術を日本市場向けに本格展開する。提携を通じて、GPTやClaudeなどの大規模言語モデル(LLM)と連携したソリューションや、企業固有のニーズに対応する小型言語モデル(SLM)を提供する計画だ。

 H2O.aiのCEOであるSri Ambati氏は、この協業により安全かつ柔軟なAIソリューションを日本企業に提供すると表明した。クラウドとオンプレミスの両環境に対応し、データ活用の最大化と生産性向上を支援する。特にコスト効率に優れたエージェント型AIの導入により、顧客体験の改善や業務プロセスの最適化が期待される。

 H2O.aiは2012年設立のオープンソースAI企業で、世界20,000以上の組織に技術を提供している。フォーチュン500企業の半数以上が採用し、2億5600万ドルの資金調達実績を持つ。日本ではシステムソフトを通じ、金融・製造・公共分野など幅広い業種へのAI導入を推進する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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