ラクト・ジャパンが急伸、第1四半期は計画を上回る結果となり一時ストップ高

■営業利益33%増加など大幅増益で通期業績など上振れる期待

 ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)は4月15日、急伸相場となり、取引開始後に一時ストップ高の3365円(503円高、18%高)まで上げて約2か月半ぶりに年初来の高値を更新し、2020年以来の高値に進んでいる。14日午後に発表した第1四半期決算(2024年12月~25年2月、連結)の売上高が前年同期比15.9%増加し、営業利益は同33.6%増加。第2四半期と通期の業績予想に上振れ期待が出ている。

 第1四半期は、アイスクリームなどに使用される脂肪系の輸入乳原料やプロテイン向けなどの高たんぱく原料の販売が順調だったことなどで「売上高、販売数量ともに計画を上回る結果」(決算短信より)となり、利益面でもアジア・チーズ製造販売部門の利益率の改善などが寄与した。25年11月期の連結業績予想は全体に据え置いたが、上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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