アカツキ、LIFE CREATE株売却で7.8億円の特別利益計上へ、議決権比率半減も筆頭株主として継続関与

■投資先上場に伴う株式売却益を2026年3月期に反映

 アカツキ<3932>(東証プライム)は4月16日、投資先である株式会社LIFE CREATEの東京証券取引所グロース市場への新規上場に伴い、所有株式の一部を売却し、特別利益を計上する。売出価格は1株当たり1,250円と確定し、2026年3月期の連結・個別決算において約7億8,200万円の投資有価証券売却益を特別利益として計上する予定だ。当初の売出株式数は市場動向を踏まえ変更され、売却総額は約119億円(予定)となる。

 売出し後、アカツキのLIFE CREATE所有株式数は87万5,768株(所有割合6.9%)に減少する。上場に伴う募集株式発行後の発行済株式総数は約1,262万株(予定)となり、議決権比率は14.8%から6.9%へ低下する見込みだ。業績への影響は特別利益として反映されるが、今後の変動があれば速やかに開示するとしている。

 今回の売却は、株式市場の環境変化を反映した戦略的な調整と位置付けられる。アカツキは引き続きLIFE CREATEの筆頭株主として関与しつつ、資金の効率的な活用を図る方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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