
■会見で米投資ファンド側に立ち動向に注目集まる
フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は4月18日、反発して始まり、取引開始後は10%高の3347.0円(316.0円高)まで上げて昨17日の取引時間中につけた高値3433.0円に向けて出直っている。17日午後、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)の北尾吉孝会長兼社長が会見を開いてフジ・メディアHDの経営陣を批判。北尾氏は、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツがフジ・メディアHDに宛てた書簡の中で新たな経営陣の候補の一人とされているため、思惑材料視する買いや、何らかの展開に期待する買いが入っている。
「SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長は17日、東京都内で記者会見し、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)が先月発表した新体制について「不十分だ」と批判した。その上で、再生に向けて組織や事業の改革が必要との認識を示した」時事ドットコム4月17日午後)と伝えられた。「現経営陣が敵対するなら勝負する」とも語った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)