テクマトリックスの第2四半期は、情報基盤、アプリケーション・サービスとも順調で、2ケタ増収大幅増益

■医療クラウド「NOBORI」の収益貢献近づき、今後も成長路線継続が予想される

テクマトリックス<3762>(東1)の第2四半期は、情報基盤、アプリケーション・サービスとも順調で、2ケタ増収大幅増益となった。

16年3月期第2四半期連結業績は、売上高101億38百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益5億16百万円(同47.3%増)、経常利益5億18百万円(同51.0%増)、純利益2億96百万円(同40.2%増)であった。

事業別の状況は、情報基盤事業のセキュリティ関連製品、官公庁ビジネス、セキュリティ監視サービス、クロスヘッド/沖縄クロスヘッドは2ケタの増収と好調であった。

アプリケーション・サービス事業は、医療分野が2ケタの増収であった。ソフトウェア品質保証分野、CRM分野も堅調であった。

特に今後の業績拡大のポイントとなる医療クラウド「NOBORI」の導入件数については、「NOBORI」を導入する医療機関が順調に増加していることから、収益貢献に近づいている。

16年3月期通期業績予想は、売上高204億円(前期比10.8%増)、営業利益13億円(同15.0%増)、経常利益13億円(同14.8%増)、純利益8億40百万円(同43.7%増)と2ケタ増収増益を見込んでいる。

同社の今後の業績拡大に最も重要な役割を担う「NOBORI」が順調に成長し、収益貢献に近づいていることから、今後も成長路線継続が予想される。

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