マーチャント・バンカーズ、株式担保融資事業の開始に向け財全GROUPと業務提携
- 2025/4/21 17:56
- IR企業情報

■財全Gも新たな金融事業として株式担保融資に注目しマーチャント社と業務提携
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は、2025年1月14日付「株式担保融資事業取組み開始に関するお知らせ」で開示した株式担保融資事業について、株式会社財全GROUP並びに同グループ各社(以下、「財全GROUP社」)との業務提携を、25年4月21日付で取締役会決議し、業務提携契約を締結した。
■財全GROUP社は強い事業基盤を持つ沖縄から日本全国に事業を強化
マーチャント・バンカーズと財全GROUP社との業務提携の内容は、株式担保融資の個別案件について、財全GROUP社から当社への融資、当社から財全グループへの案件紹介、当社と財全GROUP社の共同での取組みなど、案件ごとに協業して取り組む。
財全GROUP社は、沖縄を拠点として、グループを統括する株式会社財全GROUPを核に、アクシュバンク株式会社、株式会社財全エステート、株式会社レディースエステート&ビジネス、株式会社財全ソリューション、株式会社ビジネスアシスト、ソーシャルバンクZAIZEN株式会社、一般社団法人沖縄企業支援センター、一般社団法人アクシュゆいまーる沖縄など、不動産事業、金融・ファクタリング事業、ソーシャルレンディング事業、再生可能エネルギー事業に取り組む企業グループ。
ソーシャルレンディングサービス「Pocket Funding」は2025年4月現在、累計の貸付総額が82.2億円となり、これまで債務不履行なく、投資家数も2500名を超えるに至り、沖縄・九州エリアでも先駆けて直接金融の分野に注力している。
財全GROUP社は、強い事業基盤を持つ沖縄から、日本全国での事業を強化するにあたり、現状邁進しているが、ソーシャルバンクZAIZEN株式会社が所有するソーシャルレンディングのライセンス(第二種金融商品取引業)を軸とし、窓口役のアクシュバンク株式会社を通じて、日本全国の不動産など様々な分野の事業者とのパートナーシップの構築を図る。また、財全GROUP社の不動産・金融サービスの提供を強化するとともに、パートナー間の案件や情報の交換により、相互間でのビジネス創出を推進している。
財全GROUP社は、これまで取り組んできた不動産担保ローンや診療報酬債権ファクタリングに加え、新たな金融事業として株式担保融資に注目し、当社との業務提携により、取り組む。さらに、株式担保融資事業以外にも、不動産事業や、株式会社ColorsJapanとの地方創生型M&A(2024年11月25日公表)での協業についても、財全GROUP社と検討を進めていく。
■今後の見通し
現段階で財全GROUPとの業務提携により、2025年10月期の業績に与える影響はないが、重要な影響を与える事象が生じた場合には改めて開示する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)