
■SBI北尾会長の『堀江再評価』発言で注目度上昇、連携実績が資産化へ
売れるネット広告社<9235>(東証グロース)は4月21日、実業家の堀江貴文氏との複数事業連携の進捗を報告した。同社は上場以降積極的なM&A・業務提携を推進しており、これまでに堀江氏が関与する事業体やプロジェクトと6件の公式提携・連携施策を実施してきた。これらは「CROSS FM」への出資および業務提携、「ホリエモンAI学校」との提携、スキンケアブランド「SUIT」のマーケティング支援、起業支援コミュニティ「REAL VALUE」への参画、「D2Cの会フォーラム2025」での連携など多岐にわたる。
同社は上場前より健康食品・化粧品領域を中心としたD2C市場に特化した支援を展開してきたが、持続的成長のためには業種拡大と事業ポートフォリオの進化が必要不可欠と判断し、多産業に影響力を持つ堀江氏との連携を推進した。また「選ばれる上場企業」として市場の注目を集め続けることが株主利益と企業成長の両立に直結すると考え、情報発信力・IR強度を強化してきた。
このところ、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)北尾会長による「堀江氏のような人を排除した日本社会の方が未熟だった」との発言を契機に、堀江氏の社会的評価・市場注目度が急上昇しており、同社が築いてきた連携実績が資産化のフェーズに入っている。今後も「堀江氏の発信力・構想力」と「同社の実行力・収益化スキーム」を組み合わせ、AI・教育・メディアなど多面的に新たな価値創出へと展開していく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)