
■会社側は朝、経営統合について検討を進めていることなどを開示
日野自動車<7205>(東証プライム)は4月22日、取引開始後に9%高の468.3円(39.7円高)まで上げ、約1カ月ぶりに450円台を回復している。朝、「日野自動車と三菱ふそう統合へ、トヨタ・ダイムラーとトラック世界連合」(日経電子版4月22日5:00)と伝えられ、注目が集まった。「持ち株会社を設立し、2026年4月を目標に上場をめざす」(同)などと伝えられた。
これに対し、日野自動車は22日朝、東証IR開示などで「当社に関する一部報道について」を発表し、同社が発表したものではないとした上で、2023年5月に「当社及び三菱ふそうトラック・バス株式会社の経営統合に係る基本合意書の締結に関するお知らせ」を公表した通り、経営統合について検討を進めているが、最終合意や持ち株会社上場の時期、持ち株会社への出資比率や議決権比率、持ち株会社の会計上の扱い等については現時点で決まっていない、などと現状を開示した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)